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日本の国産材の一枚板を探しています!

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外国産の木はたくさん見るのですが、日本の木の一枚板はなかなか見れません。
金額も日に日に高くなっていると聞きますが・・・
国産材の一枚板には、どのような種類があるのでしょうか?
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日本の木で大きくなる木の代表的なものは、「栃」、「ケヤキ」、「楠」などをあげることができます。
特に栃の木は、絹肌と呼ばれるようなすべすべした表面に仕上がり、「虎杢」や「縮み杢」と呼ばれる木の模様がキラキラ輝いてきれいですね。
「栃」「ケヤキ」「楠」について
栃(トチ)肌目はとても細かくきれいで、仕上げた面には絹のような光沢があります。独特の木理の乱れが表れることがあり、色々な美しい「杢」を持ったものがあります。
欅(ケヤキ)硬質で狂いが少なく耐湿・耐朽性にも優れています。力強い木目の美しさには定評があり、古くから社寺仏閣でよく使われています。日本国内で最良の広葉樹として人気の材です。
樺(カバ)年輪がはっきりしないが、材質はかなり均質といえます。重くて硬い木材で、独特のきれいな光沢が出て、仕上がり面がとてもきれいです。
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その他日本の木で、珍しい一枚板はありますか?
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一枚板には「桜」と名前がついている木がいくつかあります。
皆さんおなじみの桜ですが、お花見で桜の花は見ますが、なかなか樹皮や樹形には目がいきませんもんね。
桜はもともとそれほど大きく太くなる木ではありませんので、山桜の一枚板などはとても希少価値が高く、しかも人気の一枚板ですね。その他「水目桜」という一枚板もありますが、実は樺の木なんですよ。
桜と同じようにきれいな木ということで、水目桜と呼ばれるようになったんだと思います。
その他代表的な日本の木について
山桜(ヤマザクラ)赤褐色の色目で木目に緑色の縞が不規則ながら現れる特徴があります。硬くて重いのですが肌目はとても精密な印象があります。
鬼胡桃(オニグルミ)赤太と白太の境界がはっきりとしています。道管の直径が大きくで肌目は粗めです。木材の狂いが少なく、表面の仕上り感もとても良好です。
黄肌(キハダ)緑色をおびた黄褐色の心材と辺材の色の差ははっきりとしています。環孔材ですので年輪ははっきりと見え、道管が大きく肌目は粗くなっています。
栗(クリ)クリの道管は大きく、そのため肌目も粗いのですが、保存性は極めて高く水湿に耐えます。とても重硬な木材と言え、建物の土台に用いられています。
水目桜(ミズメザクラ)赤みの濃い紅褐色の心材と黄白色の辺材の色の差がハッキリとしています。硬くて重い木質で、木理は通直で肌目はとてもきれいな光沢のある仕上がります。
- ヒダコレからのポイント!!
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今一枚板のテーブルをお探しのお客さまは増えていますね!
一枚板を選ぶ時の重要なポイントは「見た目だけで判断しない」ということです!見た目はきれいでも使っている内に反ってきたり、割れてしまっては元も子もないですよね。
そこで大切な判断材料の第一は「含水率」。
ご購入前に、この一枚板の「含水率」は何%まで水分を抜きましたか?って聞いてみましょう。10%以下が理想です!
そしてもう一つの判断材料は「アフターメンテナンス」。
販売業者はどうしても売りっぱなしにしたい傾向がありますので、納品後も「無料メンテナンス」の対応をしてくれるかどうかの確認は大切なことです。
長くお付き合いできるお店・作り手を選びましょう!

実際の一枚板納品例
探しに探して見つけた2,400mmの大きな栃の木
自分で設計した家には、自分で選んだカバの木
コブがいっぱいの個性的なケヤキの一枚板
全面に「杢」が輝いている希少価値の高い「白栃」
リビングテーブルに選んでいただいたのは山桜の一枚板です
アンティーク家具に囲まれたテーブルは「杢」が広がる山桜
4,600×1,200という大きな栃のブックマッチ・テーブル
世界の3大銘木の一つ、ブラックウォールナットの一枚板
楠の一枚板の造形に合わせて作った、ベンチスツール