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簡単にできる
「おうちでメンテナンス」のススメ

ここまで〈おうちでメンテナンスプロジェクト〉として、みなさんがテーブルを長く使い続けるためにご自宅で簡単にできることをいくつかご紹介してきました。では、みなさんとこのプロジェクトを進めた先に、どんな社会の姿を描いているのか。そもそもこのプロジェクトはどこに向かっているのか。最後に、少しだけお話しさせてください。

大きな循環へ

国連がさだめた「持続可能な開発目標」。通称〈SDGs〉には、持続可能な世界を実現するために、2030年までに達成すべき17の目標が設定されています。

その中のひとつに「つくる責任 つかう責任」があります。観光や補助金のあり方にも触れるこのトピックでは、生産者と消費者、どちらにも求められる「責任ある行動」が記されています。生産者だけががんばるのでもなく、消費者だけが毎日の行動を変えるのでもない。日々の暮らしのなかで、互いの役割を果たす。ただそれだけで、世界はもっと身近なものになっていく。そんな未来の姿が込められています。

森と暮らしだって、そうなのです。木が育つ森とわたしたちの暮らしは、30年以上前と比べて、ずいぶんと近づいてきました。木は、形を変えて色を塗れば何にでも変わって、いくらでも使える便利な素材なのではなく、大切にしたい隣人として迎え入れるような、そんな存在になりつつあります。ちょっとした毎日のことで、川上の「森」と、わたしたちのような「家具のつくり手」、そして川下の「暮らし」がつながっていく。遠かったはずのものと、手で触れられるものがたしかにめぐっている。そんな「大きな循環」への実感を、今のわたしたちはいくらかはっきりと想像できるようになってきたのではないでしょうか。

小さな輪をつなぐ

そんな喜びが、もっともっと広がっていくといいですよね。じゃあ、どうしたらつくり手とつかい手の輪っかを広げられるのでしょうか。「持続可能な世界」を包みこむような、大きな輪っかはどのように実現できるのでしょうか。

誕生日パーティーで部屋に飾るペーパーチェーンを思い出してみましょう。そうです。あの、壁に掛ける紙製の小さな輪っかを繋げてできたアレです。ひとつずつは小さな紙片をくるっと巻いただけにすぎないもの。でも、そんな輪をつないでいくと、いつのまにか、お祝いの場をつくる大きなつらなりとなります。これを循環のモデルにしたいのです。ひとりが、すべてをつくりあげてしまう立派な飾りつけ、ではありません。別のひとのがんばりといつでもつなげることができる、そんな循環のモデルです。「大きな循環」とはきっと、ひとつの線で結ばれているのではなく、拡大してみれば小さな輪っかのつらなりでできあがっているのではないでしょうか。

ヒダコレ家具が果たす「つくる責任」は、そんな大きな循環をみなさんと一緒につくれる小さな輪っかにまで分解して、またつなぎなおす。そんなあり方を理想としています。それは、普段のオーダー家具の制作に並行していくつも走らせている、いくつかのプロジェクトにも表れています。せっかくの丸太だからこそ、チップ用材だけに流してしまうのではないありかたを目指す〈丸太から家具を考えるプロジェクト〉。そしてそこから派生した〈カスタムオーダー家具〉。これらは、みなさんが「つかう責任」を果たせるようになるまでをも「つくる責任」に含める。そんな態度の表れです。

もっと近くに

これらのプロジェクトは、がらりと大きく社会を変えるようなことはないかもしれません。それでも小さな輪を増やすことは、大きな循環へと確かにつながっていく。そう信じています。そして、この〈おうちでメンテナンスプロジェクト〉もそのうちの1つなのです。

先に挙げた2つのプロジェクトが、みなさんが「使うもの」の選択肢を増やすことを目指したものだとすれば、〈おうちでメンテナンスプロジェクト〉が目指すのは、みなさんの「使いかた」の選択肢を増やすことだと言えそうです。みなさんがテーブルを迎えてからでも、大きな循環に加わることができる。森と暮らしは近づくことができる。メンテナンスはささやかではあるけれど、そんな広がりのあるアクションなのです。

INTRODUCTION「大切な家具をもっと大切にする」では、テーブルを迎えてしばらく経った後、もう一度愛着を思い出してもらう暮らしのあり方をご提案しました。

No.1「テーブルのお困りごとは、この3つ」では、日々の生活にある小さな選択でさまざまなお困りごとも解消できることをご紹介しました。

No.2「テーブルは「水拭き」してはいけない!」では、当たり前だと思っていた手入れの「実は…」のご紹介を。

No.3「実際にやってみよう!テーブルのメンテナンス方法」は、実践編として、自分たちの手を動かしてできるたくさんのことを、改めて整理しました。

これらが、みなさんの心地よさや喜びにつながっていくのは、何より、森と暮らしが巡り合っている、その実感からくるものだと信じています。

テーブルなど家具のメンテナンスには、おうちでできる簡単さだけでなく、森と暮らしがぴったり寄り添う喜びも含まれています。そして、こうした実感をより確かなものにするべく、ヒダコレ家具では「家具循環システム」の取り組みを本格化させた新たな事業をスタートさせる予定です。

大きな循環に向けて、小さな輪をつなぎ、暮らしと森とがもっと近くにいられたら。そう願うみなさんのことを、わたしたちはいつでもお待ちしています。